一人からできる「エコ活動」事例集(ごみの減量・資源化)

公開日 2021年12月08日

更新日 2021年12月09日

中津市クリーンプラザは、循環型社会形成を目的に「ごみの減量・資源化」を推進していま す。そこで、一人からできる「エコ活動」事例についてまとめてみました。

「エコ活動」を多くの方々に拡げて行きましょう!

<目次>

  1. ごみにやさしいエコ活動
    1. 生ごみを少なくするエコ活動
    2. 使い捨てをしないエコな工夫
    3. ごみのエコな出し方
  2. 生活にやさしいエコ活動
    1. 朝のエコな洗面
    2. 冷蔵庫・冷凍庫のエコな使い方
    3. 洗濯のエコな仕方
    4. 台所のエコな使い方
    5. エコなお料理の仕方

1.ごみにやさしいエコ活動

1-1 生ごみを少なくするエコ活動

  1. 買いすぎ、作りすぎないよう食材は必要なものだけ買いきちんと使い切りましょう。
    必要ないものを買いすぎて、残ってしまえばごみになります。
  2. 冷蔵庫の食材を上手に使い、在庫管理をして消費期限内に食べましょう。
    使い切れなかった期限切れの食材は捨てることになり、その結果生ごみが増えてしまいます。保存の目安となる「賞味期限」はおいしく食べられる期間のことです。「消費期限」は安心して食べられる期間のことです。賞味期限は少し過ぎていても食べることはできますが、期限内に早く食べてごみに出さないようにしましょう。
  3. 冷蔵庫にあるもので済ませる日をつくりましょう。
    冷蔵庫にあるもので工夫して済ます日をつくれば、買いすぎて冷蔵庫でごみにすることがなくなります。
  4. 材料を無駄なく使い、野菜くずなどの発生を少なくしよう。
    食材を無駄なく使うことや、食べ残しを減らすなど生ごみの発生を少なくしましょう。
  5. 食べ残しはしないようにしましょう。
    食べられるだけを作り、盛りつけて食べましょう。食べ残しは生ごみとして捨てることになります。
  6. 生ごみは、しっかり水切りをしてからごみに出しましょう。また、乾燥させてから出せば生ごみはもっと少なくなります。
    生ごみは水を切れば約20%は軽くなります。また、一晩置くだけでも乾燥し一層軽くなります。
  7. 生ごみは「コンポスト」や「なかつキエーロ」等で自家処理をしましょう。
    生ごみはプランターや段ボール箱で土と混ぜるだけで、3~4日で堆肥になります。家庭菜園や花などの肥料としても利用できます。

※中津市クリーンプラザでは、次を勧めています。

※生ごみキエーロは、生ごみ処理器「なかつキエーロ」として販売しています。
※詳細については、中津市クリーンプラザまでお問い合わせ下さい。

1-2 使い捨てをしないエコな工夫

  1. 使い捨て商品の購入を控えましょう。
    使い捨ての容器はすぐにごみになります。ペットボトル、缶は必要最低限にしましょう。
  2. 買い物バック(マイバッグ)を持参し、レジ袋、過剰包装はできるだけ断り簡易包装を希望しましょう。
    家に帰って不用になってしまうものは、すぐにごみになってしまいます。余分な袋・包装等は断り、無包装・シール・テープ等で済ましましょう。
  3. マイカップ、マイボトル、マイ箸を使いましょう。
    使い捨て紙コップや紙皿やスプーンフォークなどは使わずに、マイカップ、マイボトルを使えばごみが減ります。
  4. ぬれた手を拭くときにティッシュペーパーやペーパータオルなどの紙製品を使わないようにしましょう。
    布のタオルやハンカチで拭けば、洗えばまた使えます。紙を使うとすぐにごみになります。
  5. 詰め替え可能な商品を購入し、洗剤等の容器は繰り返し使い、中身は替え用を購入しましょう。
    使い切ったシャンプーや流し用洗剤は、詰め替え用で補充しましょう。使い捨て商品をなるべく使用しないことや、再生品の購入や詰め替え商品の利用などを進めましょう。

1-3 ごみのエコな出し方

  1. ごみは正しく分別し、資源物はきちんと分別しましょう。
    ごみは分ければ資源になります。また、きちんと分別された資源物はリサイクルされますが、分別ができていない(異物が混ざっている)と、せっかく分別してもごみとして焼却処理されてしまいます。きちんと分別しましょう。
  2. ごみに出すときは、かさ張らないように小さくして捨てましょう。
    ごみを小さくしておくと、ごみ袋の節約となります。保管するときにも便利です。ペットボトルはキャップ・ラベルを外し、軽く洗って、つぶして出しましょう。ビール缶も、軽く洗って、つぶして出しましょう。

※注意:ペットボトルは、切らないで下さい。切ってしまうとリサイクル出来なくなります。

2.生活にやさしいエコ活動

2-1 朝のエコな洗面

  1. 洗面・歯磨きのときは、水を流しっぱなしにせずコップを使いましょう。
    水の流しっぱなしはやめ、蛇口はこまめに閉め、無駄にたくさん出さないよう節水に心がけましょう。3分間蛇口(13ミリメートル管)をあけっぱなしにすると約54リットルの水をむだにするといわれています。
  2. 乾いたタオルで拭いてドライヤーの使用時間を短縮しましょう。
    ドライヤーはヒーターを使っているので電気を多く消費します。ちょっとでも使用時間を短くすれば省エネになります。

2-2 冷蔵庫・冷凍庫のエコな使い方

  1. 冷蔵庫を整理し、ものを詰め込みすぎないようにしましょう。
    庫内に食品を詰め込み過ぎると冷気の循環が悪くなり、電気を余計に消費します。
  2. 冷蔵庫は開ける回数を減らし、ドアを開けるときの角度は45度ぐらいと、開閉時間を短くしましょう。
    冷蔵庫は毎日連続して使用しているため、家電製品の中で最も消費電力が大きいものです。中のものを整理し、なるべく開ける回数を減らしたり、閉め忘れたりしないようにしましょう。
  3. 冷蔵庫にカーテンを付けて冷気を逃がさないように工夫しましょう。
    ポリエチレンフィルムなどのカーテンを中に取り付けることで、冷気が逃げるのを防ぐことができます。
  4. 熱いものは冷ましてから入れましょう。
    熱いものを直接入れると冷蔵庫内の温度が上昇し、温度を下げるには電気を多く使います。冷まして入れれば省エネになります。
  5. ラップやアルミホイルの代わりに保存容器を使いましょう。
    ラップやアルミホイルは直ぐにごみとなってしまいます。保存容器を使えば何回でも使用できます。

2-3 洗濯のエコな仕方

  1. 洗濯はまとめ洗いを心がけ、洗濯機容量の80%ぐらいで洗いましょう。
    洗濯物を入れすぎると汚れの落ちが悪くなるだけでなく電気のムダ使いに、また、少な過ぎても電気と水のムダになります。洗濯機容量の80%ぐらいで洗うのが一番効率的です。
  2. 洗濯には、お風呂の残り湯を利用しましょう。
    お風呂のお湯は、夏ならひと晩たっても25℃くらい、ポンプなどを使って、お風呂の残り湯を洗濯に再利用して水の量を節約しましょう。お湯は水より洗浄力が強く、洗剤も溶けやすいので少ない量ですみます。
  3. 洗濯はつけ置き洗いや汚れのひどい部分の部分洗いをしてから洗濯機に入れましょう。
    つけ置き洗いや汚れのひどい部分を軽く部分洗いをすることで、洗濯機の使用時間と水の削減ができます。

2-4 台所のエコな使い方

  1. 食器等の洗い物は、水を流しっぱなしにせずに、つけ置き洗い、ためすすぎにしましょう。
    水の流しっぱなしで洗いものをすると必要以上に水を使ってしまいます。つけ置き洗いし、ためすすぎでも汚れはしっかり落ちます。節水を心がけましょう。
  2. 炊飯器の長時間の保温はさけ、その都度炊くようにしましょう。
    炊飯器でご飯を保温する時間は、取扱説明書には「12時間以内」などとなっていますが、ついそれ以上保温しがちです。でも、長時間保温すると味が落ちるだけでなく、新たに炊飯するより消費電力量が多くなります。
  3. コーヒーメーカーなど不必要な長時間保温はやめましょう。
    保温は電気を使って暖めています。高い温度で保温しようとすれば、温度を保つために多くの電気を使用します。省エネを心がけましょう。

2-5 エコなお料理の仕方

  1. 野菜の切り方、皮の剥き方を工夫してごみを出さないようにしましょう。
    人参、ゴボウの皮はむかない、野菜の皮もキンピラにして食べ、ジャガイモの皮は薄くむく、そんなことで生ごみは少なくなります。
  2. 1つの食材で(大根の葉も、皮も実も全て食材に利用する)工夫をしてみましょう。
  3. 買い物に行く前に冷蔵庫の中で保存している食材を確認して、無駄な物を買わないようにしましょう。
  4. 段取りを考えてから料理しましょう。
    料理をする前に、あらかじめ計っておくなど、きちんと下準備をしてから調理を始めると、コンロの使用時間が短くなり、省エネになります。
  5. 料理の仕上げに、煮込み料理の野菜は電子レンジで下ごしらえをしましょう。
    煮込み料理の野菜はチンしてから鍋へ、煮崩れも少ないようです。中までしっかり日を通したい時は、焦げ目をきれいにつけたあと、電子レンジで調理をすれば、省エネになります。
  6. お米のとぎ汁はいろいろなことに活用しましょう。
    • あくを抜く:筍や大根、里芋、人参の下ゆでに使うと、えぐ味や苦味がとれて、美味しくなります。
    • 漂白、消臭に:黄ばんだふきんや木綿の布を洗います。ごぼうを白く仕上げたいときの下ゆでにも。食品の臭いが移ったプラスチック容器をつけ置きしておくと、効果があります。
    • 接着に:新しく買った土鍋や瀬戸物は、使う前にとぎ汁を沸騰させておくと、ひび割れ予防になります。
    • つや出しに:フローリングや家具の拭きそうじに使うと油分でツヤツヤになります。
    • 植木への水やりに:リン、窒素などの栄養分が豊富なので、良質の肥料になります。

お問い合わせ

清掃管理課
住所:〒871-0007 大分県中津市大字蛎瀬1366番地3
TEL:0979-24-5374
FAX:0979-26-1950

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