公開日 2023年01月28日
更新日 2023年12月20日
気温がマイナス4度以下になるとき、氷点下の真冬日が続くときには、水道管が凍結しやすくなります。留守等で水道を使用しないときも注意が必要です。水道管が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、水道管が破裂して漏水することがあります。天気予報をこまめにチェックし、水道管を冬の寒さから守ってください。
凍結を予防するには
1.屋外でむき出しになっている水道管や蛇口の保温
外でむき出しになっている水道管や蛇口は、保温材や毛布などで覆い、その上からラップやビニールテープなどを巻き、濡れないようにして保温してください。
保温材をむき出しになっている水道管や蛇口にかぶせ、ラップやビニールテープ等を巻いて防水してください。保温材はホームセンター等で購入できます。
保温材がないときは、古タオルや毛布などで保温し、その上からラップやビニールテープ等を巻いて防水してください。
2.水道メーターボックスの保温
水道メーターボックス内に保温材(新聞紙や布切れ、発泡スチロールを濡れないようにビニール袋に入れたものでよい)を詰め、水道メーター周りを保温してください。
メーターボックスの多くは道路から敷地に入って1メートル程のところにあります。
保温材等をすき間なく敷き詰めて、冷気が入らないようにしてください。
3.少量の水を蛇口から流しておく
冷え込みが予想される前日に、蛇口を少しあけて、糸を引くくらいの少量の水を出しておくと凍結を予防できます。
水は浴槽や容器などに貯めておき、生活用水としてお使いください。
※水の出しすぎには注意してください。
4.給湯器や湯沸器の保温
露出した配管には保温材などを巻き、保護してください。給湯器に凍結予防ヒーターの機能がついている場合には、電気ブレーカーを落としたり、給湯器の電源プラグを抜いたりしないでください。
※凍結防止の方法については、機種により異なりますので取扱説明書をお読みいただくか、メーカーまたは購入事業者などにお問い合わせください。
凍結してしまったときは
水道管が凍結して水が出ないときは、自然に溶けるのを待つか、凍結した部分にタオルなどをかぶせ、その上からぬるま湯をかけて溶かしてください。
※熱湯はかけないでください。熱湯をかけると水道管や蛇口が破損する恐れがあります。
凍結した部分にタオルをかぶせます。
かぶせたタオルの上からゆっくりとぬるま湯をかけて溶かしてください。
漏水していないか確認してください
水道管が凍結したり、蛇口をひねっても水が出にくくなったりしたときは、必ず漏水していないか確認してください。
- 家のすべての蛇口が閉まっていることを確認してください。
- 水道メーターボックス内のメーターのフタをあけて、文字盤を確認してください。
- パイロットが回転していないか確認してください。
パイロット(きらきらと光るもの)が回転していたら、漏水が発生しています。
水道管の破裂や漏水を発見したときは
1.早く止水する
メーターボックス内にある止水栓ハンドルを時計回りに回して水を止めてください。
2.業者へ修理を依頼する
水道管が破裂したり、漏水していることが分かったときは、「中津市指定給水装置工事事業者」に修理を依頼してください。
※修理費用はお客様のご負担となります。
給湯器の凍結防止対策もお願いします
令和5年1月の寒波では、凍結により多くの給湯器の配管が破損し、機器の故障や漏水の原因となりました。
このため、上下水道部では、給湯器に焦点を当てた凍結防止対策の啓発資料を作成しました。こちらも是非、ご活用ください。
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