梨学校とは、梨産地と地域の発展を担ってくれる人材を確保することを目的に、公益社団法人農業公社やまくにが開校している研修事業です。中津市は県内の三大梨産地のひとつと言われ、山国地区で生産される梨は、その大きさや甘みの強さから「山国梨（通称）」と呼ばれ、根強い人気を誇っています。選定や受粉等、多くの技術が求められる梨栽培ですが、栽培方法は山国東部果樹組合の部会員が指導者となる中津市梨学校で基礎から学ぶことができます。2年間で独立就農に必要な技術・知識を身に付け、山国梨での就農を目指します。

研修資格

1. 研修終了後、中津市に「梨」で就農し、定住すること。かつ、地域の生産組合等に加入すること。
2. 申し込み後、市内の梨生産者のもとで5日程度の短期体験研修及び関係者による面接を受けること。
3. 概ね50歳以下であること。夫婦・兄弟・親子等の2名以上で就農することが望ましい。
4. 2～3年間の生活資金を有し、農業経営開始に必要な資金を調達できること。
5. 研修期間中は、傷害保険に自ら入ること。
6. 普通自動車第1種免許を有し、研修期間中、車等移動手段を準備できること。

研修期間

2年間

研修場所

中津市山国町生産者圃場

研修内容

実地研修

栽培技術、防除方法、資材・農業機械の扱い方、選果等

座学研修

栽培基礎、経営基礎、政策・施策等

模擬営農

土づくりから収穫、出荷までの一連の作業を研修生が全て自分で行う独立後の経営の模擬体験

定員

1年度に1組（2名）

募集期間

随時

注意事項

• 経営開始までに5～7日程度の短期研修に参加していただく必要があります。
• 定員等の理由によりご希望に添えない場合があります。