ヒートショックを予防しましょう

公開日 2024年12月11日

更新日 2024年12月12日

ヒートショックとは?

ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋への移動や入浴など、急激な温度変化によって生じる血圧の激しい変動が原因で起こります。

「めまい」や「立ちくらみ」、「失神」などによって「転倒」や「溺水事故」に繋がったり「心筋梗塞」「脳卒中」など命にかかわる病気を引き起こす場合もあるため寒い季節には、特に注意が必要です。

ヒートショックを予防しましょう

  • 冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレを暖房器具で暖めましょう。
    ※暖房器具を使用する際は、火災の発生に十分に注意してください。
  • 飲酒後や食事直後の入浴を控えましょう。
  • お風呂のお湯は38度から41度以下、湯につかる時間は10分を目安にするなど長風呂は避けましょう。
  • 高齢者の方の入浴は、家族がいる時や気温の高い日中にしましょう。
  • 入浴時はひと言かけてから。こまめに様子を見てあげましょう。

※公衆浴場や日帰り温泉等を活用し、一人での入浴を控えるといった方法も有効です。

入浴時には特に注意を!

浴槽から急に立ち上がると、脳が貧血状態となり、意識障害を起こすことがあります。
入浴中に浴槽内で意識を失ったり、病気が起こったりすると、溺れる危険性が高まります。
浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにしましょう。

お風呂で溺れている人を発見したら?

  • 浴槽の栓を抜きつつ、浮力を使って水面から顔を出す。
  • 反応がなければ、すぐ119番通報!
  • 浴槽から引き上げられれば、洗い場に上げて心肺蘇生などの応急手当を開始する。

 上げられない場合は、お湯が抜けてから浴槽内で応急手当を行いましょう。

中津市におけるお風呂場での救急件数

中津市管内では令和5年中に浴室内で52件(搬送した方のみ)の救急事故が発生しました。

およそ半数が11月から1月の寒い時期に集中しています。

高齢者の方の搬送が44件、約85%と高い割合となっており、特に注意が必要です。

応急手当を覚えましょう

中津市消防署では、3か月に1度普通救命講習の定期開催をしています。

また事業所や団体・グループなどを対象とした各種講習会も受け付けています。オンライン申請ができます。

大切な人を救うために救命講習を受講しましょう。

お問い合わせ

消防署
住所:〒871-0027 大分県中津市大字上宮永364
TEL:0979-22-0001
FAX:0979-22-0134

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