令和6年12月9日月曜日、 守実地区で「SOS声かけ捜索模擬訓練」が実施されました。この取組みは、高齢化が進む山国町内において認知症などによる行方不明者の捜索および地域ネットワークの強化を目的に、中津市社会福祉協議会の主催で行われました。
　会場となった山国中学校には地域住民をはじめ、消防署職員や地元の中学生など50人ほどが集まり、認知症の具体的な症状や声かけのポイントなどについて説明を受けました。その後、参加者は８班に分かれて行方不明者情報や捜索エリアの事前確認を行い、街頭での声かけや店舗への聞き込みを続けながら1時間ほど認知症役の捜索にあたりました。
　参加者は、川沿いなど危険箇所の優先的な捜索や、声かけを行う際のパーソナルスペースの確保など、本番さながらの環境で学んだことを全体の場で共有しました。