公開日 2016年01月01日
新年あけましておめでとうございます。
みなさまには、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
みなさまのご支持をいただき、昨年の11月17日に中津市長に就任いたしました。先の市長選挙の際にも申し上げました通り、今後の市政運営は大きく四つの柱で進めてまいります。
一つ目は「安心づくり」です。市民のみなさまが安心して暮らせるふれあいのあるまちを目指すため、高齢者の元気づくり、働きやすく子育てしやすい環境の整備、障がい者の自立支援などの福祉の向上、地域医療の確保、地域コミュニティの維持、災害に強いまちづくりなどを進めます。
二つ目は「元気づくり」です。地域が元気であるためには、そこに人が定住することが必要です。雇用の場を確保するため、企業誘致の推進とともに、地場産業や中小企業の育成を図るほか、農林水産業では6次産業化を進めます。また、山国川の上・下流域一体となった観光振興に力を入れます。さらに、増加する空き家を活用した定住促進策として、移住前から移住後までをフォローする体制の構築を図ります。
三つ目の柱は「未来づくり」です。将来を担う人材を育成するため、学校教育はもちろん、生涯学習、産業教育にも力を入れて、「学びたい教育のまち中津」、「人材が活躍し、やりがいのあるまち中津」を目指します。また、必要な社会資本の整備も行い、東九州自動車道や中津日田道路の整備、中津港の活用を進め、中津市を中心とした循環型経済圏の確立を急ぎます。
四つ目の柱は「連携と結集」です。市民との対話に努め、市民ニーズを的確につかむとともに協力を求めます。国や県との連携も進め、政策を効果的・効率的に実施することはもちろん、近隣自治体との連携による広域行政の推進や、大学・民間機関等の力を活かした協働のまちづくりを進めます。
これら四つの柱により、中津の力を総結集して「暮らし満足NO.1(ナンバーワン)のまち中津」を目指しますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、みなさまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。